暑さや寒さ、光や騒音等の物理的ストレッサー
ストレス解消をするには、まず自分がどのようなものからストレスを感じているかを知る必要があります。何故なら自分が知らない内に周辺の物から刺激を受け、それがストレスを生じさせる刺激つまりストレッサーになっている可能性があるからです。ストレッサーにはいくつか種類があります。まず物理的ストレッサーです。例えば暑さや寒さに、騒音や振動、それからまぶしい光や人混み等の混雑等です。 暑さや寒さは分かりやすいですが、中には普段何気なく使用している電車が込んでいたり、毎日使用するパソコンの光に無意識的にストレスを感じてしまう事もあります。これらに自分がストレスを感じていると知る事が出来れば、満員電車を避けたり、パソコンの光を暗くしたりまぶしさを軽減するフィルムを貼ったりする等の対策をする事が出来ます。
科学的ストレッサーや心理・社会的ストレッサー
科学的ストレッサーもあります。具体的には大気汚染や公害物質、薬物等です。また酸素欠乏や酸素過剰等もあります。タバコの煙やチーズや納豆等くせの強い食べ物の匂いを嗅いで科学的ストレッサーになるケースも珍しくありません。その為普段喫煙者やくせの強い食べ物が好きな人は、知らず知らずのうちに他人にストレスを与えてしまっているかもという事を考えて行動しましょう。 そして心理的・社会的ストレッサーもあります。主に人間関係や、仕事や家でのトラブルによる怒りや心配、不安等です。物理的や科学的ストレッサー等色々とストレッサーがある中で、この心理的・社会的ストレッサーが人間のストレスの中でもかなりの比重を占めています。